渡辺酒造店ー 根知谷から生まれる   テロワールの日本酒

新潟県糸魚川市、雨飾山と頚城駒ヶ岳の麓に開けた根知谷。
姫川の支流・根知川が流れるこの小さな谷で、
渡辺酒造店は米作りから酒造りまでを一貫して自らの手で行っています。
2003年、たった1枚の田んぼから始まった自社栽培は、今では17haを超える規模に。
JAの規格に頼らず、自分たちで田植え・除草・稲刈りを行い、その年の気候と向き合いながら育てた米を、そのまま酒へと醸していく。その積み重ねが生んだのが、ワインのように収穫年(ヴィンテージ)で味わいの違いを楽しめる、根知谷ならではの日本酒です。

米作りから酒造りまで、                すべて自分たちの手でドメーヌスタイル

渡辺酒造店の酒造りは、酒米の栽培から始まります。
苗作り、田植え、除草、稲刈り、乾燥・籾すりに至るまで、社員自らが一貫して手掛ける「ドメーヌスタイル」。
大量生産の酒造りとは異なる、根知谷の土地・気候をそのまま映し込む技と経験がここにあります。

品種は新潟県オリジナルの「五百万石」(早生・柔らかく軽快な味わい)と「越淡麗」(晩生・透明感があり長期熟成に向く)の2種。
一部の田んぼでは無農薬栽培にも挑戦しながら、棚田という地域の財産を次世代へつなぐ役割も担っています。

ヴィンテージで愉しむ日本酒

毎年の気温・日照・降水量は同じ年など一つとしてありません。
渡辺酒造店では、その年ごとの気候データを社員全員で記録・分析し、米の出来と向き合いながら酒を仕込んでいます。

ラベルに刻まれた収穫年を見れば、その年の陽射しや雨、収穫の苦労までもが蘇る。ワインと同じように「その年にしか出会えない味わい」を楽しめるのが、Nechiシリーズの醍醐味です。

米の等級検査の結果も年によってさまざま。2022年には自社栽培20年の節目に、五百万石・越淡麗ともに全量特等米という記念すべき快挙を達成されました。

  • Nechi 2020

    記録的な日照不足と収穫期のフェーン現象に見舞われた一年。越淡麗が県内唯一の特等米を獲得。

  • Nechi 2021

    空梅雨と高温が続く中、五百万石が全量特等米という記録的な好成績を達成。

  • Nechi 2022

    自社栽培20年の節目に、五百万石・越淡麗ともに全量特等米を獲得した記念すべきヴィンテージ。

  • Nechi 2024

    自社栽培20年の節目に、五百万石・越淡麗ともに全量特等米を獲得した記念すべきヴィンテージ。

2010年にはIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)にてチャンピオンSAKEを受賞(Nechi 2008)するなど、その品質は国内外で高く評価されています。

土地を活かし、顔の見える造り手が、一滴一滴に想いを込める。
根知谷でしか生まれない、Nechiの世界をぜひお楽しみください。