• ワインの味わいに、どこかあたたかさを感じるとき。
    それはきっと、畑や醸造の技術だけでなく、
    日々を一緒に過ごしながらワインを造る“人”の空気が
    自然とにじんでいるからかもしれません。

    今回は、バレンタインにちなんで
    「夫婦・家族で営むワイナリー」をご紹介します。
    どれも実際に訪問し、言葉を交わしてきたワイナリーです。

    「この夫婦のワインだから飲んでみたい」


    そんなきっかけになってくれたら嬉しいです。

  • 生産者:ジャン・フォワヤール(Jean Foillard)

    ボージョレを語るとき、
    ジャン・フォワヤールの名前はやっぱり外せません。
    派手な言葉で語るタイプではありませんが、
    畑とぶどうに向き合う姿勢はとてもまっすぐ。

    妻のメリーとともに、日々の仕事を淡々と、
    でも確実に積み重ねてきた造り手です。

    ワインは、果実の輪郭がきれいで、
    自然なのに、どこか凛とした佇まい。
    飲みやすさの奥に、
    この夫婦が大切にしてきた時間が感じられます。

  • 畑の様子

  • たくさんの手作り料理でおもてなし

  • 食卓を囲みました

  • 生産者:GRAPE SHIP(グレープシップ)

    GRAPE SHIPは、松井一智さんを中心に、
    家族でワイン造りに向き合う日本のワイナリーです。

    ぶどう栽培から醸造まで、
    できるだけ手を入れすぎず、
    土地とぶどうの力を信じて任せる。

    その姿勢はとても素朴で、
    どこかあたたかさがあります。

    ワインは、軽やかで、のびやか。
    気取らず、日常の食卓にすっとなじむ味わいです。

    「今日もこれがいいね」と思わせてくれる、
    そんな距離感が心地いいワインです。

  • 生産者:アベル・メンドーサ(Abel Mendoza)

    アベル・メンドーサと
    妻マイテ・フェルナンデスのワイン造りは、
    夫婦二人三脚という言葉がよく似合います。

    畑仕事から醸造まで、
    それぞれの役割を大切にしながら、
    長い時間をかけて今のスタイルをつくってきました。

    ワインは、土地の力強さがありながら、
    どこかやさしく、包み込むような印象。

    しっかりしているのに飲み疲れしないのは、
    二人のバランス感覚そのものだと感じます。

    特別な日にも、
    ゆっくり話しながら飲みたい夜にも。

    寄り添ってくれる存在です。

  • 夫婦で営むワイナリーには、味わいだけでは語りきれない、
    人と人の距離や、時間の重なりがあります。

    バレンタインというきっかけに、
    ワインの奥にいる造り手の顔を思い浮かべながら、
    ゆっくりグラスを傾けてもらえたら嬉しいです。