[日本ワイン]ドメーヌ オヤマダ BOW！(バウ) 2023 ロゼ 750ml

NEW!!!!!小山田さんの気まぐれロゼ！！

山梨県牧丘町倉科地区の巨峰が主体のワイン。2023年から晴れて新しくBOW!ロゼとしてリリース。

収量が少なく色んな畑のヴィニフェラなども寄せ集めて作っている為今後も構成が大きく変わる予定。

さらに醸造を大きく変えたり巨峰が次の品種に切り替わり次第やめるつもりだったり、割と気まぐれだなあと自分自身で感じるワイン。

栽培から醸造までスタッフの後藤（ペイザナの若手のホープ）が全て担当しているので、後藤の雰囲気があるかもしれないが、どことなくBOW!を感じていただけるワインだろう。

巨峰はマセレーションをすると苦味や派手なフォキシー香が出るのだが、あえてその方が畑とブドウの香りを感じてもらえるだろうと考え、巨峰はマセレーションをする方針。

浸漬しない時に出る巨峰ジュースの”綠茶の香り”は嫌いだ。2023年は果実味のボリュームも強く、醸せばそこからくる色やフォキシー香も強くなる。それを一部ジュースにして伸ばそうと考えたが収量がないときた。

そのため今年はMC（マセラシオンカルボニック）のみで抽出をかけた。全房M Cによってキャンディ感とチャーミングな果実味も出てきて、南のロゼ感を演出している。

よりシンプルに果実味も感じたかったので温度管理はせず発酵熱を大切にして醸した。

2023年は2022年と同じく巨峰の収量が少なかったが、天候が良いこともあって派手にボリュームがある。

トップは巨峰の香り、仄かなキャンディ香。口中はやや辛く感じるがオレンジやライムの爽やかな香りと共に酸味が支える。 

[ちょっと裏話♪]

2023年は巨峰だけでなく竹森のピオーネも収量に悩んだ。

ブドウオオトリバは袋がけをすることでなんとか凌いだが、山の上にあるせいかカラスと鹿などの獣害が特に酷い。

電柵に防獣ネットをかけ、テグスを１間毎に設置した。それでも1日に１５房、多い日には３０房被害に遭う。

全部でも1410房しかないので絶望的である。結果的に100kgも収穫出来ずに終わった。カラスとの戦いはまだまだ続く。 

そんなわけで収量が少ないためにマスカットベーリーAに様々なヴィニフェラや、BOW!（赤）で規格外となったカベルネフランやマスカットベーリーAをホールバンチプレスして爽やかなキュベが出来上がった。

巨峰とアッサンブラージュして口中からの旨味や柑橘類の香りを演出している。

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倉科(くらしな)：山梨市牧丘町倉科。棚仕立て。生食用に栽培していた巨峰の畑。南東向きの斜面。隣接してマスカットベーリーAも植っている。小粒で酸が残りやすい。

竹森(たけもり):甲州市塩山竹森。品種はピオーネ。棚短梢仕立て。竹と楢に囲まれた小さな森の頂上にある。

藤木(ふじき):甲州市塩山藤木。垣根仕立て。品種はメルローとカベルネソーヴィニヨン。

■タイプ:ロゼワイン
■ヴィンテージ(年号):2023
■生産地：日本/山梨
■生産者：ドメーヌ オヤマダ
■品　種：巨峰、マスカットベーリーA主体、 ピオーネ、カベルネフラン他
■栽培:-
■醸造：自然酵母 ステンレスタンク、一部古樽発酵 プレ ス後古樽発酵
■容量:750ml
■アルコール度数:12％
■キャップ:スクリューキャップ
■おすすめ料理:
■保存方法:冷暗所に保管
■飲み頃温度：12℃

 [造り手さん資料より]

※店頭受け取り不可の商品です。ご了承ください。