希少
濃厚
タンニン
[南アフリカワイン]サデイ ファミリー ソルダート 2022 赤 750ml
残り 4 点
南アフリカ不動のトップ生産者の希少ワイン
キュヴェ名の「Soldaat/ソルダート」とはアフリカーンス語で”兵士”の意味で、畑のある山の名前「Piekeniers/ ピケニエルス」が”歩兵”を意味することから名付けられました。
グルナッシュ・ノワールはフレッシュで明るく生き生きとした果実味やミネラルが魅力の品種にもかかわらず、しばしば過度な抽出がなされ高いアルコールを感じる仕上がりになりがちなので、その点に留意して、エレガントな側面を最大限に生かすように造られています。
イチゴ、サクランボやフレッシュなザクロなどの鮮やかな果実のアロマがふんだんに広がり、深い味わいと風味を感じらることができます。
色味は例年よりもやや濃い印象ですが特徴的な非常に柔らかいタンニンは健在で、さらにピュアで鮮やかな酸が印象的です。
特徴的なな果実味と透明感、そして土壌由来の要素が、時間とともに更なる複雑さを与えてくれるでしょう。
5年~8年の熟成をお勧めします。
★ティンタ・バロッカ 100%
古くからスワートランド地区における重要な品種でネッビオーロのテクスチャーとシラーのアロマの特徴を併せ持ちます。一般的に果皮が薄いため日焼けしやすく脆いのですが、この畑の灌木のブドウ樹の骨格は見事に房を保護する形状に進化しています。
また美しい色味と引き締まった酸味により一般的にはブレンド用の品種として認知されていますが、樹齢を経ると複雑味が生まれ、単醸しても深い味わいを醸し出すことはなかなか知られていません。
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[Sadie Family Wines (Swartland)サディ・ファミリー・ワインズ]
今日の南アフリカワインの筆頭として牽引する、イーベン・サディ氏のワイナリーです。彼は10代の頃から15年間ヨーロッパのワイナリーで修業し、南アフリカに戻った後は 『スパイス・ルート・ワインズ』 で醸造責任者を勤めました。
その後1998年にスワートランドにこの自身のワイナリーを設立し、翌年の1999年に古樹による低収量ブドウから造る混醸の白ワイン「パラディウス」と赤ワイン「コルメラ」の2つのキュヴェを発表しました。
これらのボトルには、まるで南アフリカの大自然を体感できるかのような圧倒的なスケール感が表現されており、彼は瞬く間に注目を浴び、一躍時の人となりました。
それ以来、南アフリカにおいて最も革新的でインスピレーションに溢れるワインメーカーとして常に最高の評価を得続けており、南アフリカ不動のトップ生産者として君臨しています。
★Tim Atkin MW選出の初代"Winery of the Year"で、再度2022年版でも選出されており、格付けは毎年1級です。
『プラッターズ・ワイン・ガイド 2015』でも”Winery of the Year”に選出。彼の畑には樹齢100年以上にもなる多くの古樹が全て灌漑なしで植えられていて、徹底して大地の力を信じた栽培管理が行われており、その畑から生まれたワインは、それぞれのブドウ樹の生き様と土壌の特性を紐解けるかのようです。
格式を感じさせながらも滋味溢れる味わいを湛えており、毎年ずば抜けた出来栄えで、他のワイン生産者から常に一目置かれ、熱いリスペクトの眼差しが注がれています。またイーベンは常に完璧を求める職人気質で、スワートランドのテロワールを最大限に表現するためにブドウ樹を育てることと醸造に心血を注いでいますが、全ての工程で機械化とは無縁のスタイルを貫き、重力を活かした醸造を行うなど非常に丁寧な手作業で行われています。
しかし彼は生粋のサーファーでもあるので、海に入る時間を大切にしたいとの理由から、残念ながら今のところこれ以上生産量が増える予定はないということで、これからも予約で完売の状態は続きそうです。
■タイプ:赤ワイン
■ヴィンテージ(年号):2022
■生産地:南アフリカ/スワートランド
■生産者:サデイ ファミリー
■品 種:ティンタ・バロッカ
■栽培:-
■醸造:-
■容量:750ml
■アルコール度数:13.0%
■キャップ:
■評価:Tim Atkin MW Special Report 2023 / 95pt, Wine of the Year for Grenache
■保存方法:冷暗所に保管
■飲み頃温度: