フレッシュ
人気
夏向き
ステファノ・レニャーニ
[イタリアワイン]ステファノ・レニャーニ ポンテ ディ トイ 2021 白750ml
受取状況を読み込めませんでした
裏ラベルの「酸化防止剤含有」ってどうゆうこと?
裏ラベルの「酸化防止剤含有」ってどうゆうこと?
日本に輸入されるワインには、「酸化防止剤(亜硫酸塩)含有」という表記が義務付けられているという点と、実は、SO2を添加していなくても自然発生的に極微量はワインの中に検出されるのです。
成分分析上では、人為的にSO2を入れていないワインでも、10mg/l以下という極微量の数値が検出されますので、“酸化防止剤(亜硫酸塩)含有”の表記を添付しないことが難しいのです。(通常のワインは100mg/l前後のものが多いです)
酸化防止剤無添加(サンスフル)のワインをお探しの方は、こちらをクリック→
2020年の悲しみを乗り越えて!
発足当初(2008?)から造られているワイン。
ステーファノ自身、ワインは冬の寒さと夏の暑さ(もちろん30度とかではありません)の両方を体験させてからボトリングするのが理想的なのでは?と考えていたのですが、生産量も少なく、極端にリスクを冒すことができないため、ポンテ ディ トイは収穫翌年の3月にボトリングされていました。
2011年ヴィンテージのタンクの下側の澱に近い部分をポンテ ディ トイとしてボトリングせずに、小さなタンクへと移し換え、8月まで澱と共に熟成させたのちにボトリングしたものがル ガルーになります。
ステーファノは、それなりに大きな差を両者の間に感じているようで、毎ヴィンテージ毎に1か月ずつ、ポンテ ディ トイのボトリング時期を遅らせ(つまりル ガルーに近づけ)、将来的にはル ガルーを生産しないつもりなのかと。
口当たりはやや辛口。フレッシュではありますが、十二分に楽しめるワインに仕上がっています。
ちなみに・・・
ポンテ ディ トイ2020は、ステーファノの不注意から、全量廃棄してしまいました…。醗酵の始まったモストに酸化防止剤を添加するべく、酸化防止剤を溶かし込んだモストの入ったバケツを持ってタンク上部まで梯子を上り、タンクのフタを開け、バケツの酸化防止剤入りモストをタンク内のモストに添加しようとした瞬間に1本の電話が…。梯子を下りて電話に応答、シリアスな話だったのか長電話となり、通話を終えた時にはなぜだか全ての仕事を終えた気分になり、バケツの酸化防止剤入りモストはタンクの上に置いたまま、醗酵の全てのプロセスの間タンクのフタ開けっ放し&無添加の状態で過ごすことに…。当然のことながら揮発酸もなかなかに高いワインとなってしまい、友人のセラーを間借りして醸造しているステーファノとしては、友人のワインにバクテリア汚染のリスクを冒させるわけにもいかず、全量廃棄することに…。
当時は、世界全体がストレスフルな生活を余儀なくされていた時期でしたが、人とコミュニケーションをとることが大好きなステーファノにとっては、最低限の注意を払う事さえ忘れてしまうほど辛いものだったのかもしれません…。
■タイプ:白
■生産地:イタリア/ピエモンテ
■生産者:ステファノ・レニャーニ
■品 種:ヴェルメンティーノ
■容 量:750ml
(インポーターさん資料参考)
![[イタリアワイン]ステファノ・レニャーニ ポンテ ディ トイ 2021 白750ml](http://pn-online.com/cdn/shop/files/ai_9b5fa910-4cf1-4672-975e-76c9c6ad6cb6.jpg?v=1687151278&width=1445)

