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果実味
日本ワイン
[日本ワイン]フェルム36 ルメシマン グラン ブラン 2022 白 750ml
※おひとり様3点まで
溢れる果実味と品種の個性のせめぎ合い!
ヴィラデストワイナリー・小西超氏への委託醸造期(2017、2018年)に確立した混醸白ワイン。
品種の個性が互いを補完し合い、高め合い、総体としてテロワールを表現するというスタイルが気に入っています。
北海道岩見沢市栗沢町の中澤夫妻がつくる「栗沢ブラン」への憧憬がヴィニュロンになろうと決意した大きな要因の一つでした。
2019年、自家醸造になり、品種ごとに収穫、搾汁を行い、発酵中にアッサンブラージュを行ったこと、野生酵母により発酵を始めたことが委託醸造時代との相違点となります。
2023年はシャルドネが晩腐病に罹患、収量が半減したため、相対的にソーヴィニョン・ブラン比率が上がりました。有機的な栽培手法にこだわる上で避けて通れない現実を突き付けられました。
自然の悪戯から期せずして、これまでのBLANCを継承する部分と発見的な部分を体感で
きます。
品種ごとに熟期を見極めながら収穫。密閉型バルーンプレスもしくは手動式バスケットプレスによりホールバンチプレス(全房搾汁)。果汁を澱下げした後、上澄みを他の容器へ移動、野生酵母によりゆっくりと発酵を始めました。発酵中にアッサンブラージュ、混醸へ移行。
発酵期間約2か月。発酵終了後、瓶詰直前まで7か月半澱の上で貯蔵(シュール・リー)。発酵及び貯蔵はステンレスタンク。搾汁時と瓶詰時に極少量の亜硫酸を添加(※2023年は瓶詰時亜硫酸添加なしロット;「BTL-SS」はありません)。
清澄やろ過等の人為的介入はありません。
暑い夏の日照が葡萄果実に凝縮されました。ボリューム感ある味の膨らみ、トロピカルフルーツのニュアンス、柔らかくきめ細かい口あたりを演出します。
溢れる果実味、グラスごと日ごと発見のある風味の移ろいをお楽しみください。
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Remerciementsの由来
ワインは、ぶどうから。ぶどうは、天候、大地、人から土地固有の味が育まれます。2017年植栽4年目にして初めての収穫。3度目のヴィンテージ2019年に果実酒製造免許を取得し初仕込みに臨みました。
天地はもとより、大町にゆかりのない私どもを受け入れてくださった地元の皆様、葡萄を栽培する過程において助けてくださった多方面の皆様へ心からの「感謝」という
意味を込めて、「Remerciements(ルメルシマン)」と名付けました。
自然を相手にする農業は、なかなか思い通りにいかないものです。大きな自然の力を恩恵としていただき寄り沿い生きること。どんなに文明が進歩しても「祈り、感謝する気持ちを大切にしたい。
Ferme36は、自家栽培葡萄から醸造したワイン(「ドメーヌ」もの)にRemerciements1と表記します。
【Ferm36-フェルム36】
2014年春、長野県大町市平新郷(たいらしんこう)に移住し、葡萄の苗を植え始めました。毎年植栽を重ね、2023年12月現在約2ha(ヘクタール)の圃場に約5,000本の葡萄樹が育っています。
親子3人が暮らしていける身丈程の震業、100年後の子供達に安全に誇りをもって引き渡すことのできる農業の実践を目指す。
ワイン造りを通して「大町の味」を引き出すことを生涯のテーマとします。
戦後間もない昭和20年代、松林や雑木林だったこの地が開拓されました。先人達による想像を絶するこ苦労の賜物として農
地が生まれました。今では、あたかも大昔からそうであったよう
な田園風景がひろがります。
私たちは彼らの開拓魂を受け継ぎ、この大地に立たせていただ
きます。
■タイプ:白ワイン
■生産地:日本/長野
■生産者:フェルム36
■品種:ソーヴィニョン・ブラン38.5%、シャルドネ32.4%、ピノ・グリ18.6%、シルヴァーナ3.1%、ゲビュルツ・トラミネール2.5%、リースリング2.1%、シュナン・ブラン2.0% その他0.8%
■栽培方法:-
■容量:750ml
■アルコール度数:13.5%
■キャップ:コルク
■おすすめ料理:
■保存方法:冷暗所に保管
(造り手さんのコメントより)