ラベル
厚みあり
日本ワイン
[日本ワイン]グレープ シップ ライプ 2020 白 750ml
待つからこそ生まれる複雑な余韻
色調は透き通った黄金色。洋ナシやバナナなど過熟した果実と、シナモンなどのスパイスの香りが混ざった力強いアロマ。
しっかりとした厚みがあり余韻が長く、複雑な味わいが口の中に広がります。
-醸造法
シュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン、マルサンヌの3種類の葡萄をそれぞれ収穫後冷蔵庫で1日冷やしたのち搾汁。樽発酵、8か月樽熟成ののち瓶詰め。清澄剤・フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。
※「Ripe2020」は恩師である醸造家、大岡弘武氏のワイナリー「ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン」にご協力いただき、委託醸造したものです。
-ぶどうのこと
ぶどうの産地、倉敷市船穂町で有機農法で育てたソーヴィニヨンブランとシュナンブランを使用しています。2020年9月に収穫したものです。
岡山の大地で栽培した今回の葡萄は、2020年の天候の良さからアルコール度数が高く、味わいが凝縮した状態で収穫することができたため、葡萄の香りと旨味をあますところなく宿すことに成功しました。
-名前のこと
ラ・グランド・コリーヌ・ジャポンでの初委託醸造ワイン。飲み頃まで寝かせて待望のリリースとなりました。
「Ripe」は、「熟した」「食べごろ」を意味する言葉として名付けました。
-ラベルのこと
今回のラベルは、奥様によるデザインです。
プレス機の上から見た潰す前の葡萄や、それをギュッと搾った果汁が、瓶の中に入っている様子をイメージしています。
宝石のようにキラキラとした葡萄は、今にも弾けそうな丸々とした粒や、水分がいい具合に抜けて凝縮した粒など、大きなものから小さなものまで、様々な粒が重なっています。
このプレス機に収穫した葡萄が入った姿が本当に綺麗で、見ているとこれからこの葡萄がどんなワインになるのか、とてもワクワクしてきます。
多様な葡萄の粒、そのひと粒ひと粒から生まれる「GRAPE SHIP」のワインを、ラベルからも感じてもらえたらと、奥様が手で線を描き、イラストにしたためられました。
【グレープ シップ】
松井一智/kazunori matsui
GRAPE SHIP 株式会社代表
ヴィニュロン(ブドウ栽培兼ワイン醸造農家)
関西でフレンチレストランのシェフ時代に、ワインと料理の研究のためフランスに留学。
現地でナチュラルワインの世界を探求、感銘を受ける。
帰国後、醸造家になることを目指し、地元岡山県倉敷市船穂町で 130 年の歴史を誇るマスカット・オブ・アレキサンドリアの生産を学ぶ。
2012 年 新規就農。
2017 年 ワイン用のマスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫に成功。
2019 年 初めてのナチュラルワイン「M」が完成する。
2021 年 GRAPE SHIP 株式会社を設立し、醸造所が完成。
■タイプ:白ワイン
■生産地:日本/長野
■生産者:グレープ シップ
■品種:マルサンヌ 50%,シュナンブラン 30%,ソーヴィニヨンブラン 20%
■栽培・醸造:清澄剤・フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。
■容量:750ml
■アルコール度数:13.5%
■キャップ:コルク
■おすすめ料理:
■保存方法:冷暗所に保管
(造り手さんのコメントより)