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日本ワイン
[日本ワイン]ドゥモンターニュタテシナ アビーズ バインズ ブラン エスポワール 2023 白 750ml
初の自家醸造の希望のワイン。特別なセパージュのこの先二度とない贅沢なワイン
エスポワールとは、フランス語で「希望」という意味です。初の自家醸造ワインがドゥモンターニュタテシナ醸造所の希望の光になるように、願いを込めて名付けました。
エチケットも、いつもお願いしている茨木画伯にこのワイン用にお願いして作成していただいた、スペシャルバージョンです。ワイン同様、素晴らしい出来となっています。お楽しみに!
そして、この白ワインのセパージュは特別です。最初で最後の組み合わせになると思います。
内容ですが、ソーヴィニヨンンブラン40%・ピノグリ40%・セミヨン10%・ピノ・ノワール10%の組み合わせになっています。
従来のブランのセパージュはソーヴィニヨンンブランとピノグリでしたが、今回初めて収穫出来たセミヨンを混醸し、かつピノノワールもスパイスとして入れました。
混醸の良さである、それぞれのブドウが持つ品種特長とそのハーモニーが楽しめる、辛口のワインとなっています。
培養酵母を使い、亜硫酸も酸化防止と品質管理のために必要最低限度使っています。
発酵も貯酒管理も新品のステンレスタンクで行い、従来のブランのフレッシュ&フルーティーなスタイルは踏襲されていますが、2023年の暑くて少雨の気候を反映した、アルコール度高めのスタイルになっています。
また、今回はオリ引きしたオリの質と味を確認し、上質のオリであることが確認できましたのでオリ戻しを行いました。
結果、瓶詰め直前までワインがオリの上で寝ている「シュールリー」で仕込むことができましたので、味わいのボリュームもぐっと上がっています。
そして、2023年の天候を反映し、ワインの命である酸を維持するために、また高い糖度と酸のバランスを考えてマロラクティック発酵(リンゴ酸を乳酸にかえて尖った酸をまろやかな酸に変える発酵手法)は行いませんでした。
最後に、特別な年の特別なワインですので、キャップも通常のシールキャップではなく蝋キャップを使っています。贅沢です。
【アビーズ バインズ】
立科町は、長野県内でも有数の高日照量と低降雨量の地であり、昼夜の寒暖差も大きく、果樹にとっては素晴らしい環境に恵まれています。
また、千曲川左岸の強粘土というユニークな土壌も、個性豊かなブドウを育むバックグラウンドとなっています。
「美味しいワインは良いブドウから」をモットーに、そんな素晴らしい環境で育ったブドウ達の個性をシンプルに前面に押し出したワイン、それがアビーズバインズのワインです。
成木を中心に一部若木も含まれていますが、出来上がったワインは各々のブドウの個性をしっかりと表現していると思いますので、お楽しみください。
[ドゥモンターニュタテシナ]
2017年から立科町でワイン用ぶどうを栽培している「Abbey’s Vines(アビーズバインズ)」の安孫子尚(あびこたかし)さんと、2023年から小諸市でワイン用ぶどう栽培をしている「MC’s Vines」の山岡剛(やまおかたけし)さんが、2023年9月に立科町にて「ドゥ モンターニュ タテシナ醸造所(DEUX MONTAGNES Tateshina)」を開設。
「ドゥ モンターニュ」とは、フランス語で「二つの山」。二人の共同醸造所であることを意味しています。蓼科山の麓、立科町にある安孫子さんの畑と、浅間山の麓、小諸市にある山岡さんの畑、それぞれ自分のぶどう畑は自分が中心になって管理、収穫したぶどうを別々に醸造します。二人のヴィニュロン(栽培醸造家)が、それぞれのワインを造り、シリーズを分けてリリースすることで、ひとつの醸造所から二つのテロワールを表現するワイナリーです。
■タイプ:白ワイン
■生産地:日本/長野
■生産者:アビーズ バインズ
■品種:ソーヴィニヨンンブラン40%・ピノグリ40%・セミヨン10%・ピノ・ノワール10%
■栽培方法:-
■容量:750ml
■アルコール度数:13.0%
■キャップ:蝋キャップ(コルク)
■おすすめ料理:
■保存方法:冷暗所に保管
(造り手さんのコメントより)