高品質
凝縮
濃厚
クロー ド ネル
[フランスワイン] クロー ド ネル アンジュ ルージュ キュヴェ ヴィオレット 2020 赤 750ml
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裏ラベルの「酸化防止剤含有」ってどうゆうこと?
裏ラベルの「酸化防止剤含有」ってどうゆうこと?
日本に輸入されるワインには、「酸化防止剤(亜硫酸塩)含有」という表記が義務付けられているという点と、実は、SO2を添加していなくても自然発生的に極微量はワインの中に検出されるのです。
成分分析上では、人為的にSO2を入れていないワインでも、10mg/l以下という極微量の数値が検出されますので、“酸化防止剤(亜硫酸塩)含有”の表記を添付しないことが難しいのです。(通常のワインは100mg/l前後のものが多いです)
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ロワールの偉大なテロワールから造られた高品質ワイン
カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュした特別キュヴェ。
ヴィオレットの名前が表すように、エッジは紫を帯び、トップノーズにもスミレが感じられる。続いて、完熟したラズベリーやブラックベリー。
緻密でタイトな構成のボディとストラクチャーをもつ一方、喉越しはしなやか。
[クロー ド ネル]
クロー・ド・ネルはもともと、2000年代の初めにブルゴーニュ出身のカップル、ネリーとクロードのピシャール夫妻がアンジューに起こしたドメーヌである。
土地のテロワールは申し分なく、ふたりの情熱も熱かったが、残念ながら経済的に恵まれなかった。
2006年はワインが廃棄となり、2007年はウドン粉病にかかって収穫はゼロ。
この窮状に手を差し伸べたのがピュリニー・モンラッシェの大御所、ドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴである。
志しを同じくしながら知名度が低いため、販売面で苦戦する造り手を救済しようと「CLAC」というネゴスを立ち上げたアンヌ・クロード。
クロー・ド・ネルもその仲間の一員であったがついに経営破綻し、2008年5月、彼女がこのドメーヌを買い取ることになったのだ。
アンヌ・クロードによる取得後もクロード・ピシャールはドメーヌに雇われていたが、新しい道を見つけて旅立つことが決まり、2009年、クロー・ド・ネルの支配人としてシルヴァン・ポタンが着任した。
チリのクロ・ウヴェールというワイナリーでアシスタント・ワインメーカーをしていた人物である。
ドメーヌは当初、7haの1枚畑でスタートし、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、グロローをビオディナミ農法で栽培。
さらに買収後、2.5haほどシュナン・ブランの畑が増やされている(1haは賃貸耕作で1haは2013年に植え付けたばかり)。
現在、リリースされているワインは次の3種類。
カベルネ・フラン100%のアンジューAC、カベルネ・フラン70%とカベルネ・ソーヴィニヨン30%をアッサンブラージュした「キュヴェ・ヴィオレット」(アンジューAC)、それに樹齢60〜90年という超古木のグロローから造られるヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワールである。
いずれも収量が少なく、2011年ヴィンテージで25〜30hl/ha。2010年は10hl/haという超低収量だった。
醸造は完全除梗のうえ、ステンレスタンク、または木桶を用いてアルコール発酵。もちろん自生酵母による自然発酵である。
ピジャージュもルモンタージュも控えめに行い、むしろ果帽を果汁の中に優しく漬け込むことで抽出を得る。
その後、10〜14ヶ月の樽熟成。新樽は使わず、ドメーヌ・ルフレーヴで4〜5年使われた古樽を用いている。
ワインをグラスに注いだ瞬間、その深い色調に目を剥くかもしれない。
ピジャージュもルモンタージュもほとんどしていないというのが訝られるほどの濃厚さ。
いかに凝縮度の高いブドウが収穫されているかがわかろうというものだ。
ロワールの自然派というと不自然に軽く、薄く、そして不快臭を伴うものが少なくないが、それらとは一線を画するワインである。
じきに登場するであろう、シュナン・ブランによる白ワインも楽しみだ。
■タイプ:赤
■生産地:フランス/ロワール
■生産者:クロー ド ネル
■品 種:カベルネ・フラン,カベルネ・ソーヴィニヨン
■容量:750ml
[インポーターさん資料より]
![[フランスワイン] クロー ド ネル アンジュ ルージュ キュヴェ ヴィオレット 2020 赤 750ml](http://pn-online.com/cdn/shop/files/ai_76e78527-d6c3-4bb5-8dfd-bc9235b0c609.jpg?v=1686121224&width=1445)

